- この作品に「リアル」を求めてはいけない。
グラップラー刃牙は刃牙以降、板垣恵介の描く「格闘表現」と「地上最強とは何か」という答えの出ることのない命題の追求といった「板垣恵介の世界観」を楽しむ作品となっている。
だからこそ作品中の脱線や滑稽とも思える表現も許されるのである。
それを楽しめない人間は残念ながらこの世界観から御退場して頂くほかない。
また、この作品に「強さのインフレ」は起こらない。どんな強そうなキャラクター(今回の「ピクル」とか…)が登場してきたとしても「勇次郎を頂点としたヒエラルキ」は不変なのだから。 - 史上最大の親子喧嘩をずっとペンディングにしつつ、また訳のわからない戦いが始まってしまった。ティラノサウルス・レックスを捕食するピクルという奇矯な新人は、連載引き延ばしのための中継ぎにしか思えない。宇宙戦艦ヤマトやドラゴンボールと同じく、竹熊健太郎氏いうところの「強いやつインフレーションの法則」はここでも健在であった。曾ての活気が巻を追うごとに希薄になってゆき、あんなに魅力的だったキャラクターたちが単なる記号に堕してゆくのが寂しい。いったい、いつごろ、どのように終わるのだろうか。
- うたい文句はリアル格闘漫画の最高峰だった筈だが正直内容は苦笑するしかない、地下闘技場の闘士達がこぞってピクルの檻に侵入。よく言えば「同窓会」なのだろうけど結局は暴力の象徴「オーガ」の独壇場な訳で。列海王の一つ間違えばギャグになってしまいそうな忍者振りは呆れたし他のキャラの登場シーンはツッコミすらする気にならない。もはや幼少の頃読んでいたグラップラー刃牙とは別漫画と割り切って読むしかないと言う感想です。話が伸ばし伸ばしになっていますが刃牙と勇次郎の決着は何時つくのか終わり時を間違えるとつまらない漫画になってしまいますよ。伸ばせば伸ばすほど当初の目的を見失いドラゴンボールのようにドラゴンボールは死んだ人を生き返らすだけみたいになるのは勘弁して欲しいです。
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